清宮書房

人生の大半を過ごしたとも言える昭和を自分なりに再検討し、今を見てみようとする試みです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

膵臓癌の宣告、手術に向かって (補足)  

左に小生、中央は元仕入れ先の社長・田口順造氏、右は親友・南雲定氏 先月、11月15に文芸社より「文芸社の話題」の10冊の本の一つとして、弊著「メデアの正義とは何か」が毎日新聞に写真入りで紹介されました。私としては好評なのだなと、喜んでおりました。そ…

膵臓癌の宣告、手術に向かって  

膵臓癌の宣告、手術に向かって 先月、11月15日に文芸社より「文芸社の話題」の10冊の本の一冊として、弊著「メデアの正義とは何か・・報道の自由と責任」が毎日新聞に写真入りで紹介されました。私としては好評なのだなと、喜んでおりました。その数日後、文…

天児慧著「中国のロジックと欧米思考」、熊倉潤著「新疆ウイグル自治区」を読んで

天児慧著「中国のロジックと欧米思考」、熊倉潤著「新疆ウイグル自治区」を読んで 再々の投稿 1.天児慧著「中国のロジックと欧米思考」 中国政治、東アジア国際関係論の泰斗である、天児慧氏による中国政治の思想と行動、並びにその伝統思考を掘り下げた著作です…

細谷雄一著「自主独立とは何か 冷戦開始から講和条約」他を読んで

改めて、再投稿 細谷雄一著「自主独立とは何か 冷戦開始から講和条約」他を読んで 昨年の6月に投稿した吉田茂「回想十年」に続くような今回のブログ投稿です。又々、長いので恐縮します。本登録も何日、注目記事の上位に返り咲いています。お陰様で総数は65,00…

清宮昌章著「メデイアデイの正義とは何か」

清宮昌章著「政治ショウ」は、もう終わりにしよう・・(副題) 今年4月に出版した上記の弊著ですが、文芸社よりこの7月より紀伊國屋、三省堂他全国の提携書店に二回目の発送となりました。何か好評のようです。ご笑覧頂ければ幸いです。 2022年7月4日 清宮昌…

私の日常

私の日常 月曜を除く平日の午前中は自宅から歩いて数分の「光ガ丘テニスクラブ」でのテニス、仲間は私より一回り以上お若い。加えて、土日は別のテニスサークルでのテニス。そして、午後は読書中心の気ままな日々を送っております。未だ現役の友人もおり、申…

改めて、国際政治学者の細谷雄一氏の著作を顧みて

改めて、国際政治学者の細谷雄一氏の著作を顧みて 今までも細谷雄一氏の著書「安保論争」、「国際秩序」、「戦後日本の歴史認識」他を拝読して参りました。その中で、ロシアの突然とも思われるウクライナ侵攻がこの二ヶ月前から始まりました。歴史は繰り返すとの…

清宮昌章著「メデイアの正義とは何か」(文芸社)

清宮昌章著「メデイアの正義とは何か」(文芸社) 国会は「政治ショウ」と化し、批判・反対ばかりの野党。マスメディアは世論を操作するも、その責任を取らずスポンサーに擦り寄るのみに見える。変貌する世界にあって平和ボケの日本。日本国憲法はどうして不磨大…

「メデイアの正義とは何か 報道の自由と責任」(文芸社)

度々の宣伝投稿で恐縮します。上記初版本を今までお世話になった方々、及び友人に謹呈致したところ、予想外のお褒めの文面を数多く頂き、ほっとすると共に感謝しております。直接の関係はありませんが、ロシア、ウクライナ問題も加わり、皆さんがご関心を持…

弊ブログ「清宮書房」の上位注目記事

弊ブログ「清宮書房」の上位注目記事 ウクライナのことが影響しているのでしょうか、ここ数週間で注目記事の順位が下記のとおり、大きく変動しております。4年半前の「『吉田満 戦艦大和 学徒兵の五六年』を読んで」が第4位に返り咲いていることも、何かを意味…

清宮昌章著「メデイアの正義とは何か  報道の自由と責任」(文芸社)の出版

5年ほど前に始めた、下記に表示したブログ「清宮書房」への投稿は100件ほどになっております。ブログとして長いのですが、関心ある本に出逢った際、そこに描かれた人物・事象に関して私なりの感想など綴ったもので、読書感想とはちょっと異なります。ここ数年は、…

マデレーン・オルブライト「FASCISM」を読んで  

再々投稿にあたって 一昨日の3月23日、米国初の女性国務長官であったマデレーン・オルブライト氏が癌で死去されたとの報道に接しました。84歳とのことですが、深く哀悼の意を表わします。 偶々、今回のロシアによる凄惨なウクライナ侵攻が始まる前の先月、2…

新年に際して

新年に際して コロナ禍の影響か、あるいは私自身が人生の最終章にあることを自覚してきたことなのか、上記画像の著書を改めて読み始めるところです。親友・南雲定孝氏が「ひと(他人)の幸福より、他人の不幸に敏感であれ」との素晴らしい言葉を、述べていました…