清宮書房

人生の大半を過ごしたとも言える昭和を自分なりに再検討し、今を見てみようとする試みです。

清宮昌章著「メデイアの正義とは何か  報道の自由と責任」(文芸社)の出版

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 5年ほど前に始めた、下記に表示したブログ「清宮書房」への投稿は100件ほどになっております。ブログとして長いのですが、関心ある本に出逢った際、そこに描かれた人物・事象に関して私なりの感想など綴ったもので、読書感想とはちょっと異なります。ここ数年は、コロナ禍の影響でしょうか、「清宮書房」へのアクセスが急増し、58000台に近付いております。尚、現在は注目記事の上位に数年前に投稿したものも多く、そこに出版社が関心を持たれたようです。

 

 出版社、二社より、投稿済みのブログから、「ひとつに焦点を絞り出版したい。」、とのお話を昨年の10月に頂きました。親友とも相談、熟慮の上、文芸社に決めました。新潮社にはその間の経緯をお話しました。

 

 尚、新潮社・編集室からは、「取り上げられた書籍も、着眼も、射程が長いので5年前のご投稿でもいっこうに古びていませんね。今日性はむしろ増しているように思います。マスメデイア論は耳が痛いところです。特に影響力が強いテレビやネットが念頭におありだろうと思いますが、他人事にすり替えることではなく、ほかならぬ自分はどうかと、問い直していかなければならないということですね。」、との丁重な文面を頂きました。

 加えて、私より新潮社に「文芸社に決めさして頂いた。」との連絡をさせて頂いた後、「営業出版、おめでとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。」とのメールを頂きました。そうした新潮社の一連のお心遣いに深く感謝しております。

 

 このコロナ禍自粛の中、文芸社との連絡は専らメールのやりとりで済ませました。何か緊張の続く数ヶ月でした。今年1月末にテーマーの選定、編成、校正、カバー等々が終了し、3月1日、著者用の上掲・本書が届きました。

 この3月下旬もしくは4月初旬に文芸社、並びに紀伊國屋書店・三省堂・リブロ及び文芸社の契約店400店舗への全国販売となり、アマゾンも扱う、とのことです。

新刊書を扱う全国の書店、もしくはネット書店にて購入・注文可能です。

 掲題の本書、色々ご批判等はあると思います。販売後ですが、ご笑覧頂ければ幸いです。

 

 2022年3月17日               清宮昌章

 

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