清宮書房

人生の大半を過ごしたとも言える昭和を自分なりに再検討し、今を見てみようとする試みです。

弊ブログ「清宮書房」の上位注目記事

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弊ブログ「清宮書房」の上位注目記事

 

 ウクライナのことが影響しているのでしょうか、ここ数週間で注目記事の順位が下記のとおり、大きく変動しております。4年半前の「『吉田満 戦艦大和 学徒兵の五六年』を読んで」が第4位に返り咲いていることも、何かを意味していると思います。

 3月1日の上記弊著の紹介が現在、注目記事の一位になっております。更に本書の中で友人の言葉をも紹介させて頂き、初版本を謹呈させて頂きましたが、友人の皆さんもとても喜ばれ、当時を思い出すとの文面と共に、お祝いのお言葉も頂きました。感謝、感謝です。尚、上記書の発売は4月初旬ですが、新刊書を扱う全国の書店、もしくはネット書店にて購入・注文可能です。ご笑覧頂ければ幸いです。

 

2022年3月17日

                   清宮昌章

 

現在の上位1位以下の記事は


清宮昌章著「メデイアの正義とは何か  報道の自由と責任」(文芸社)の出版
https://kiyomiya-masaaki.hatenablog.com/archive/2022/03/01

 

5年ほど前に始めた、下記に表示したブログ「清宮書房」への投稿は100件ほどになっております。ブログとして長いのですが、関心ある本に出逢った際、そこに描かれた人物・事象に関して私なりの感想など綴ったもので、読書感想とはちょっと異なります。ここ数年は、コロナ禍の影響でしょうか、「清宮書房」へのアクセスが急増し、58000台に近付いております。尚、現在は注目記事の上位に数年前に投稿したものも多く、そこに出版社が関心を持たれたようです。 出版社、二社より、投稿済みのブログから、「ひとつに焦点を絞り出版したい。」、とのお話を昨年の10月に頂きました。親友とも相談、熟慮の上、文芸社に決めました。新潮社…

 

マデレーン・オルブライト「FASCISM」を読んで  https://kiyomiya-masaaki.hatenablog.com/archive/2022/02/20

 

マデレーン・オルブライト「FASCISM」を読んで 再び、オルブライトの「フアシズム 警告の書」を顧みて ウクライナを巡る、戦争突入寸前の現在、日本はどうあるべきか、正しく問われていると私は考えます。その有り様如何は今後の日本の存在そのものも問われて来ると思います。 方や、コロナ禍の中、諸々の点で今回の中国開催の冬季オリンピックは、何か異常性を私は感じております。IOCもWHO と同じく何かに忖度をしているようで、オリンピック精神とは大分異なるように私は感じております。 そのような私の想いもあり、日本の今を、今後を考える上で、ナチズムとスターリニズムの脅威を体験・経験した中で多くの各国の専制者…

佐伯啓思著『「保守」のゆくえ』を読んで思うことhttps://kiyomiya-masaaki.hatenablog.com/entry/2018/05/14/165753

 

佐伯啓思著『「保守」のゆくえ』を読んで思うこと 再投稿にあたって 今年(2022年)1月27日に佐伯啓思「死に方論」、2月10日には吉田満の「戦艦大和」に関する旧投稿に若干の補足をし、再投稿しました。その中には関連の深い三島由紀夫、にも触れて参りました。お陰様で皆様の多くのアクセスを頂き、総数は57000台になろうとしております。加えて、今までの100件ほどの投稿の中、上の二つの投稿は現在、注目記事の1、2位になっております。このコロナ禍、更には中国、朝鮮半島、ロシアの不穏な動向も影響しているのかもしれない、と思っております。 決して我国は平和な環境に置かれているのではなく、極めて厳しい現実に…


渡辺浩平著「吉田満 戦艦大和 学徒兵の五十六年」を読んで
https://kiyomiya-masaaki.hatenablog.com/archive/2018/08/15

 

再投稿にあたって 本ブログは4年ほど前の、いわゆる終戦記念日の8月15日に投稿したものです。加えて、昨年(2021年)に補足をしました。吉田満に関しては、他にも4度ほど投稿しております。尚、吉田満「戦艦大和ノ最後」は単なる戦記ものではありません。奇跡的に「大和」から生還した吉田満は56歳で、その生涯を閉じます。方や、日本銀行の幹部、更にはキリスト教徒として活動し、加えて「戦艦大和」の他数冊の著作を残しております。その著作は、いわば戦後の日本の在り方をも問う「死者の身代わりとして生きた人生」を描いた哲学、文学書でもあります。 吉田満は私の半世紀に亘る仕事人生の上で、大きな影響を与えてきました。今…

新年に際してhttps://kiyomiya-masaaki.hatenablog.com/archive/2022/01/11

 

新年に際して コロナ禍の影響か、あるいは私自身が人生の最終章にあることを自覚してきたことなのか、上記画像の著書を改めて読み始めるところです。親友・南雲定孝氏が「ひと(他人)の幸福より、他人の不幸に敏感であれ」との素晴らしい言葉を、述べていました。何故か、最近この言葉が私の胸に響きます。 半世紀に亘る、ほぼ5年ごとに業務内容も場所も変わってきた、自らの半世紀に亘る仕事人生を、ふと顧みることが多くなったように思います。友人達、その時々に遭遇した上司、先輩、私を支えてくれた海外を含めたスタッフの皆さん。加えて、同業者、銀行の方々、弁護士の皆さんより頂いた暖かい支援、本当に感謝しております。一方、業務…